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クリアは雷の妖精騎士だ。
両親は共に、水の魔力の適性者であるにも関わらず、なぜか彼は雷の適性者だった。
それが原因で、家庭でゴタゴタが起こり、一度は妖精騎士になるのをあきらめようとしたらしい。
しかし、サンディクヌという雷の妖精のパートナーに出会い、今では優秀な生徒の1人である。
「さて、全員そろったところで、朝の連絡をします」
マリネアは一冊の手帳を開いた。
遠くからでも、文字がびっしり書いてあるのが分かる。
「今週末に課外授業があることは、以前連絡しましたね?その時の課題決めが本日の昼休みに行われます。
かくグループのリーダー、サブリーダーは昼休みに多目的ホールに集まること。
よろしいですね?」
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