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「あー……どうもです。今後ともよろしく…………あ、眠いんで寝ますね」
そう言って再び部屋の中へと戻っていってしまった。
「今のが柊茜の弟、柊蒼矢だ。何かしらで君に絡んでくるだろう」
その後、その隣の部屋に案内されあ。
寮という割には充分な広さがあり、快適に過ごせそうだ。
「その大きな四角い箱は何です?」
「開けてみればわかるさ」
「このスイッチは……?」
「照明だよ」
生活体系が違う世界から来たため、ハルトにとってここは未知の領域だった。
電化された様々な装置。
同じようなものがデオブロマにも確かに存在するが、ここまで便利なものではない。
何かと制約がある。
「じゃあ、また明日。明日から10時に下のオフィスに集合な」
「はい。わかりました」
こうしてハルトの1日目は終わった。
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