第二章 出会い

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ロクサスは家を出た後、迷いの森に来ていた。 「あんな家から出れて良かったって、あれ、何でだろう?涙が出てくる。」 「大丈夫か?」 いきなり後ろから声がした。 「誰?」 ロクサスは後ろを振り向くと黒鱗で黄金の瞳の龍がいた。 「我か?我は真龍バハムートだ。」 「真龍バハムート?」 ロクサスは首を傾ける。 「そうだ。お前は何故泣いている。そして何故ここにいる?」 「泣いている理由はわからない。ここにいる理由は家を追放されたからだ。」 「何故追放されたのだ?」 ロクサスはバハムートにこれまでのことを話した。
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