第二章 出会い

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「我か?暇だし行くとしよう。」 バハムートは擬人化する。黒髪で黄金の瞳の青年の姿だ。 「擬人化できるとはな。そうだ、ロクサス、俺の弟にならないか?」 「なります。これからウェンさんのこと、兄さんと呼んでいいですか?」 「いいよ。」 ウェンは笑いながら言った。 「で、兄さんの家名何ですか?」 「レクイエムだ、嫌、だっただな。今は、トリスタンだ。ロクサスは?」 「ミーティアでした。」 「ミーティア家だと。」 ウェンはロクサスがミーティア家だったことに驚愕する。 「これからはトリスタンですけどね。」 ロクサスは笑いながら言った。
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