第一章 捨てられた日

4/4
前へ
/56ページ
次へ
トントントン ロクサスはドアを叩く。 「誰だ?」 「ロクサスです。」 「入れ。」 「失礼します。用件はなんでしょうか?」 ロクサスは一応律儀に聞いた。 「お前をこの家から追放することになった。今日中にこの家から出ていけ。また、ミーティアを名乗ることを禁じる。以上だ。」 セシルはもう用はないといった感じになる。 「そうですか。では、これで。」 ロクサスはこのあと家を出ていった。 リリスにはロクサスは家出したと伝えられた。
/56ページ

最初のコメントを投稿しよう!

171人が本棚に入れています
本棚に追加