幼き日の約束

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『慶吾のことが…好…』 慶吾「お?伊織書けたんか?」 伊織「ぎぃやぁぁ!!;///」 突然慶吾が覗き込むから、私はびっくりして便せんをぐしゃぐしゃにしてしまった。 千花「なにやってんのよ伊織~(笑)」 伊織「だっ;だって慶吾がいきなりっ…!!///」 私は真っ赤になって必死に言い訳してた。 慶吾「なに?そんなに俺に見られちゃまずいこと書いたの?(笑)」 …そうですけど何か?(泣) 伊織「そんなんじゃないも~ん///」 私はバレバレなくらい真っ赤な顔して、否定しながら便せんのしわを伸ばした。 慶吾「ま、10年後開けた時何書いたかわかっちまうけどな。」 慶吾は私に向かって、子供ながらの屈託のない笑顔で笑って見せた。 伊織「…慶吾のば~か///」 私は慶吾が持ってきた小さな缶に、便せんを折りたたんで入れた。
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