幼き日の約束

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私達は学校の裏にある大きな木の下に、みんなで穴を掘ってタイムカプセルを埋めた。 千花「ねぇねぇ、慶吾は何書いたの?」 再び土をかけながら、千花が声をあげた。 慶吾「お前、それ今言ったらつまんねぇじゃん。」 楽しそうに笑い合って話す2人を前に、私は黙って耳を立てていた。 私も慶吾が何を書いたのか、すごく気になる…。 慶吾「……まぁ、好きな奴のこと書いたかな(笑)///」 慶吾は突然口を開くと、なぜか私のほうを向いて恥ずかしそうに笑った。 ドキン..... 私はとっさに目をそらしたけど、心臓が爆発しそうなくらい鳴っている。 どんどん熱くなる顔に、私は再び慶吾の顔を見るなんて、できなかった。 慶吾の好きな人って……… …………誰なんだろう;/// .
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