1709人が本棚に入れています
本棚に追加
私達は学校の裏にある大きな木の下に、みんなで穴を掘ってタイムカプセルを埋めた。
千花「ねぇねぇ、慶吾は何書いたの?」
再び土をかけながら、千花が声をあげた。
慶吾「お前、それ今言ったらつまんねぇじゃん。」
楽しそうに笑い合って話す2人を前に、私は黙って耳を立てていた。
私も慶吾が何を書いたのか、すごく気になる…。
慶吾「……まぁ、好きな奴のこと書いたかな(笑)///」
慶吾は突然口を開くと、なぜか私のほうを向いて恥ずかしそうに笑った。
ドキン.....
私はとっさに目をそらしたけど、心臓が爆発しそうなくらい鳴っている。
どんどん熱くなる顔に、私は再び慶吾の顔を見るなんて、できなかった。
慶吾の好きな人って………
…………誰なんだろう;///
.
最初のコメントを投稿しよう!