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「逃げろって…」
俺もやろうとしたさ!!
そう言おうとしたが頭がパニクってワケが分からなくなった。
「まあ無理な話だったわ。もう顔をみらてたみたいだったし」
彼女は骸骨女を睨みながら言った。
「あら?まだやる気?もうターゲットは死んだじゃない」
少し笑いながら骸骨女は言う。
「まだ。守護の対象がいる」
「もしかしてその人の事?イイじゃない見殺しにしても。死体の処理なら心配ないわ。私が綺麗に…」
「必要ない!!」
骸骨女の声を割り、街に彼女の声が木霊した。
「この人は殺させない」
彼女はそう言うと剣を構えた。
剣はもう発光しておらず冷たい鋼になっていた。
「無理。だって…」
骸骨女はそう言うと銃を俺と彼女のいる方へ向けて。
「殺すもの」
発砲した。
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