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俺は現在地がわからずウロウロしていた。
この寒さで体力と体温が奪われる。
寒い。
やっと看板を見つけて場所を確認する。
アパートから5キロも離れていることを知った。
行けるか?
いや、そんな問題じゃない。
行かないといけないのだ。
1時間かけてようやくアパートについた。
俺は、彼女を布団の上に乗せるとドスンと床に座り込んだ。
そして、今までの事を考え始めた。
いきなり現れた彼女達。
怪人X事件。
そして、魔法。
あまりにも日常から離れ過ぎている。
俺はハッと思い出す。
そして苦笑いをした。
悪い、坂田。
フィギュア燃えちまった。
彼女はまだ眠っている。
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