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「私は世界魔法協会という組織のメンバーでその中でも特殊部隊、隠密機動隊に所属している」
いきなり漫画みたいな事を言い出した。
ていうか、組織だと?
「組織、てまだ君達みたいな…あ~魔法使い?がいるのか」
「いるわね。全部で9人」
「9人?以外と少ないんだな」
「私、みたいなものはね」
彼女はそう付け足した。
私?隠密機動隊には、という意味か?
「そして私達の役目は魔法が悪用されない事。する者が現れると対処する」
「対処する、て殺すのか?骸骨女と闘ってたし」
「骸骨女?」
彼女は眉を寄せたがすぐに「ああ、アイツね」とすぐに分かったようだった。
「普通殺しはしない。魔道具の没収、魔法に関する記憶の消去、そして行いに見合った刑を受けてもらうわ。ただ、アイツみたいに攻撃してくる輩には正当防衛で攻撃が許されてるの」
少し安心した。
少なくとも彼女は殺人を目的としていないようだ。
「そして、巻き込まれた一般人の保護。まあ、君の場合は特殊なケースだけど」
彼女が少し困ったように言った。
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