26人が本棚に入れています
本棚に追加
/226ページ
血の匂いのする風が陣営の中を通って行った。
鎧武者「ふぅ、城に篭りおるか・・・」
武者は呟いた
派手な鎧を着けている男が、小馬鹿にして言う
「はっはっはっ、援軍も来んのに敵さんも城に篭るたぁアホじゃなぁ。なぁ殿、一気に強攻して落とそや」
男はそう話しかけた。
先ほどの、鎧武者はすぐさま返事を返す。
「いや、奴に謀叛を起こすよう焚き付けた奴を知るために奇襲か、交渉で行きたい。」
と、男達が話していると、「おい、政義さんよ、小難しい話より酒飲まねぇ?」
そう言いながら赤ら顔の男が陣営の中に、入ってきた。
最初のコメントを投稿しよう!