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世界は魔法に溢れ、豊かで平和な日々を送っていた。
世界を左右させている四大貴族・・・
東のハウリオン家・・・
西のホワイト家・・・
南のアラスミス家・・・
北のガーメイト家・・・
それら四大貴族は四大要素を操り、世界を保っていた。
四大要素とは・・・
水・風・火・地
の事。
しかし、世界が平和になって困っている者が一人いた。
それが天界にいる神様・・・
彼は観察鏡で世界の動きを見ている。
何の変化をしない世界に退屈と苛立ちを隠しきれず、王座に座り手すりをトントン叩いている。
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