プロローグ

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彼の容姿は、二十代の青年で、腰まで伸びる金髪の髪を垂れ流し、切れ目で凛々しい瞳は青い目をしていた。 きっと、彼が歩くだけで男女問わず、振り向くだろう。 今の彼の様子を見た女性陣はご機嫌を取ろうとするほど、彼の顔には眉間にシワが寄っていた。 彼の側に立っている女性は、鎧に身を包み、自分の武器を地面に刺して自分の体を支えている。 彼女の容姿は腰まで伸びる水色の髪を三つ編みに結び、大きくクリッとした瞳は黄緑色をしていた。 彼女も男女問わず振り向かれる美貌の持ち主だ。 そんな彼女は彼の様子をジッと静かに見ていた。 ミカエル「暇だ・・・暇すぎる!!」 ミカエルは我慢ならず、大声で叫んだ。 しかし、その叫びも虚しく響くだけ・・・
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