547人が本棚に入れています
本棚に追加
/106ページ
彼の容姿は、二十代の青年で、腰まで伸びる金髪の髪を垂れ流し、切れ目で凛々しい瞳は青い目をしていた。
きっと、彼が歩くだけで男女問わず、振り向くだろう。
今の彼の様子を見た女性陣はご機嫌を取ろうとするほど、彼の顔には眉間にシワが寄っていた。
彼の側に立っている女性は、鎧に身を包み、自分の武器を地面に刺して自分の体を支えている。
彼女の容姿は腰まで伸びる水色の髪を三つ編みに結び、大きくクリッとした瞳は黄緑色をしていた。
彼女も男女問わず振り向かれる美貌の持ち主だ。
そんな彼女は彼の様子をジッと静かに見ていた。
ミカエル「暇だ・・・暇すぎる!!」
ミカエルは我慢ならず、大声で叫んだ。
しかし、その叫びも虚しく響くだけ・・・
最初のコメントを投稿しよう!