魔導大会

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ミカエル「これで、相手の行動する範囲が限られた。結果的にはいいだろ?」 ミカエルは生徒たちの戦いを見ながら言った。 シルク「だけど、僕たち・・・何もしてないんだけど・・・」 シルクは申し訳なさそうに下を見ながら言った。 ミカエル「・・・わかってねぇな。周りが地味な程、勝てる確率があるんだよ。」 ティオ「つまり・・・その人だけ警戒させておけば、その人しか目に入らない。」 グレン「わかった!!地味な人ほど、相手の隙を付けるって事だな?」 ティオとグレンはミカエルの言いたいことに気付き、シルクにわかるように説明した。 シルク「なるほど・・・それなら、今までミカエルくんが目立っていたのがわかります。」 メリア「次・・・何?」 シルクが納得して頷いている時にポツリと聞いたメリア・・・
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