序章

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「二人して帰って来ぉへんねんもん、探したわぁ」 「…何してるの、いや見れば分かりますけども」 「ドレット君にリュート兄ィまで…」 いつの間に捜索隊が組まれたんだ。 出かかった声を取り敢えず飲み下しながら声のした方を振り返る。 さきとエリスの合反する紅と蒼は目立っていたが、声の主の二人は恐らく遥かに人々の注目を集めていた。 片や黒い翼を広げた執事服、片や片手には大きな棺桶…と最早見世物と化している。 『ママー、あれ何ー?』 『見ちゃいけません!』 何はともあれ、パーティ【Zorro Gris】は無事全員集合。 ―――無事? *Character* ドレットノート エンジェリック装備の麗しい(?)剣使い。 エリス(の中の人)とは一番歳が近い。 ちょっぴり内向的だが前陣特攻型その2。 唯一のまともなツッコミポジション。の予定。所詮未定。 リュート 棺桶片手に楽器を奏でるオールマイティな魔法使い。 独断と偏見とその場のノリで関西弁。 でも突っ込まない。 ボケる訳でも無い。 年上だからという理由で以下略  
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