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柊一は部屋から出て1人、目的もなく廊下をズシズシと足音を立てて歩いていた。
柊「ったく、何だよあの態度!人が手伝うって言ってるのに…」
誰もいない廊下で、文句を言いながら歩いていると、いつの間にか、1番奥の部屋まで来てしまった。
柊「ここって…」
何処だろうと思い、引き返そうとしたが、後ろから何やら気配を感じた。
振り向こうとしたが、身体が思うように動かない。
柊一は自然に足が動き、誰もいない調理場へ一度入ると、自分の部屋に戻っていった。
手に包丁を持って…。
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