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オレはぐにぃとそいつの頬をひっぱり、その天上の彫刻のような整った顔を思いっきりゆがませた。 思わずへんてこりんな顔に、ぷっと一人で噴出して、しかし反応が無いことに空しい風が吹いていった。 無念…。 オレはアリウスの眠気に負けたー!! こんなところで危険が無いとも限らない。 辺りに気を配り細心の注意をはらいながら、 オレもやけになってその場で寝た。
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