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しかし時は無情なるのか、刻々と過ぎて行き、アキを焦らせてしまう。更に、仕事を始めた時より、早瀬は一週間毎、テーブル置きに蝋燭を立てて火を灯していくのだ。 まるで期日を明確にするかのように。 それを見る度、アキは更なるモノを感じてしまい、仕事が進まない。 分かってはいるが、ゼロとセイは、そんなアキを助ける事はせず、ただ見守っているだけ。ただ、傍に居るだけだった―……。
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