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レ「やった!意外と早かったな」
レンは静かに喜んだ。
すると今右手に握っている草から声が聞こえた。
レ「うわ!」
思わずレンは草を放した。
地面に落ちた草は光を放ちながら語りかけて来た。
耳から聞こえるのではなくレンの心の中に。
草「君で何人目だろう‥哀れな運命(さだめ)を持った若者は‥」
レ「哀れな運命?どういう事だ?」
草「これが私の冗談と思うなら見逃してくれてもいい‥君の意識を今から未来へ飛ばす‥そこで見たものを目に焼き付けておくれ」
レ「あ‥あぁ、わかった」
すると草は激しい光を放ち、それを見ていたレンは気を失った。
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