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「わかった?青少年。大人をからかっちゃダメだよ?それにエッチは好きな人としなきゃ。ね?」
そう付け足して、リヒトの赤くなった左頬に手をあてると・・・リヒトはぎゅうと流宇のそのてを掴んだ。
「流宇。ごめんなさい。そうだね・・・、つい自分と適合率の高い人を見かけただけで舞い上がってた。愛し合わないとだめなんだ。」
真剣な顔で流宇をみあげていうリヒトに、流宇は満足げに頷いた。
「そうそう、わかってくれてよか・・・・」
流宇がそういいかけた瞬間、流宇の口にふたたびリヒトが唇を重ねた。
「流宇、ますます流宇が好きになったよ。だから、僕の子供をうんでほしい!!」
流宇から唇を離すと、リヒトはきらりと瞳を輝かせてそう言い放った。
・・・・やっぱり、コイツ、わかってない!!
2度目のキスの後、流宇は心の中で悪態をついた。
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