第一話:リースのランジェリーパニック!

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  「ねえリース。最近アル君とはどうなの?」 休日。リースとレイムが街へショッピングに繰り出したある日の事。 銀糸のような髪を陽光に煌めかせながら、レイムが悪戯っぽい笑みを浮かべて言った。 まるで、隣のリースが真っ赤な顔で慌てるのを楽しんでいるかのような表情で。 「な……。ななななんなのよ、いきなり! ど、どうって……どういう意味よ!?」 「どうって、そのままの意味よ。アンタ、アル君好きなんでしょ?」 にんまり笑うレイムの顔は、まさに小悪魔のそれだった。 「す、好きとか嫌いとか無いから! あ、あいつはただの……」 「はあ、だからアンタはダメなのよ」 幼なじみなの! と言おうとしたリースの言葉は、レイムのため息に遮られた。  
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