「平塚雷鳥」
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バンド辞めたらやることなんて何もない。就職先はまだ見つかってないし、24歳にもなって今さら大学に行く気もしない。しかし、バンドを続けていれば近所の人から『あら、田口さんところの息子さんはバンド活動を頑張ってらっしゃるの。夢があっといいわね』と言われるはずだ。『ただのニート』よりはマシ。というわけだ。 「仕方ないだろTAGUTI。もう俺らは終わったんだ」
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