魔力なしの少年

1/11
1128人が本棚に入れています
本棚に追加
/162ページ

魔力なしの少年

ここからはほぼ主人公視点です。 眩しい朝陽が射し込むなか、ある少年の部屋から、 うるさ…………………爽やかな音が響いた。 それは、目覚ましだった。 ピピピピピピピ!!!!!! 目覚ましが鳴ったとき、ある少年の手が、目覚ましを目指していた。 ピッ 目覚ましを止めた瞬間、痛々しいことがおきた。 ドン!!!!! なんとも鈍い音が響いた。 「いてぇ~また落ちた」 そう、ベッドからこの少年は、見事に落下というお決まりを決めてくれたのだった。 この、ドンクサイ少年は 周皇院悠哉(しゅうおういんゆうや) 一応主人公である。 「朝から不幸だ、てか何時だ」 だが、携帯の時計を見た瞬間、悠哉は固まった。 「遅刻だぁ~!!!!」
/162ページ

最初のコメントを投稿しよう!