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ジリリリ・・・・
「・・・・ん」
凜は頭の上からうるさい音を出している目覚まし時計を手探りで探し止めた
「・・・」
凜はゆっくりと体を起こし止めた時計を見た
時刻は7時半
余裕で学校に間に合う時間だ
いつも通り起き、1人暮らしの凜は自分で簡単な朝食を作り、そして制服に着替え学校へと向かった
「お、おはよう・・・」
校門をくぐると同じ学校の生徒達が登校しており、時折クラスメート達が声を掛けてくる
少し怖気つきながら
「ん?おはよう。そこまで怯える事は無くないか?いつもの事だが少し傷つくぞ?」
凜は苦笑しながら言った
「ご、ごめん!なんか凜って声を掛けにくい雰囲気があるっていうか・・・実績があるからね」
そう声を掛けてきたクラスメートが苦笑しながら言った
「たいした事はしてないぞ?やられそうだったからやった。危なそうだったから助けた。それだけだ」
凜はそう言って教室までの道を急いだ
「それが普通に出来る凜が凄いんだよ!」
そう言ってそのクラスメートも一緒に教室へと向かった
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