始まりは突然に

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      「ん、下ろさないとな」   凜は帰りに何か買って帰ろうとしたがお金が無いことに気がつき、銀行に寄った   そしてお金を下ろした後、銀行の人気の無い横道を歩いていた   「お、なかなかの人材発見?」   凜は歩いているとふと声を掛けられた   上空から   凜は上を見上げると電柱の上に男が1人こちらを見下ろしていた   「・・・何か?」   「いやーね?ちょっと人探ししてたんだよね。そしたら丁度君が来たんだ。うん、君でいいや」   そう言って男は電柱から飛び降りた   「おい!?」   凜は瞬間的に目を逸らした   「大丈夫だよ?これくらい」   そういう声が聞こえたので恐る恐る凜は見た   すると男は何事もなかったかのように目の前に立っていた   「あんた・・・何者だ?」   凜は流石にこの人は危ないと感じ一歩後ろに下がった      
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