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「ゆ―君おはよう」
「あ、おはよ」
後ろから抱きついてきたこいつは汰壱(タイチ)。俺の幼なじみ。
ゆ―君てのは俺の名前が悠季(ユキ)だからって汰壱が昔から呼んでる俺のあだ名。
「……ゆ―君高校どこ行くの?」
「ん―俺の頭で行けるとかな」
「だったらS高校しかないね」
………。
「なんで?」
「遠くの学校なんか行かないでしょ?そんでゆ―君の頭でいけるっていったらS高校でしょ?」
…ちきしょうめ。自分が頭いいからってバカにしやがって。
………否定できないのが悔しい。
「俺もS高校行くね」
「…は」
「だから、俺もS高行くね」
なんで?
「ゆ―君人見知り激しいから俺居ないと寂しいでしょ」
ちくしょうこれも否定できない
「高校行ってもよろしくね?」
「………おう」
なんだかんだでこの大型犬が可愛い俺は、肩に乗ってるこいつの頭を撫でてやった。
俺たちの関係が変わるのはもう少し後のはなし。
終われ(^0^)
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