69人が本棚に入れています
本棚に追加
始まりを告げる出来事
─次回予告─
奏「って、なに!? あのプロローグっ!? 何か大変な事態になってなかった!?」
???「気のせい気のせい」
奏「つ──ムグっ!?」
???「はーい。ネタバレになるからシーね?」
奏「~~~~~~っ!? (訳:むっ、胸がっ!? 呼吸がっ!?)」
???「やん♪ 暴れちゃ駄目だよ~♪」
奏「~~~~~~~~~~~~っ!?(訳:死ぬっ!? マシュマロに埋もれて窒息するっ!?)」
???「も~! そんなに暴れたら擽ったいよ~」
奏「~~~~~~っ(訳:たっ、助けて……)」
???「う~ん……やっぱり可愛いなぁ~」
奏「~~~~……(訳:い、息が……)」
???「ん……? 何々……」
【いつまでも抱いてないで、早く次回予告をしてっ!?】(←カンペ)
???「あー、はいはい……分かってるよ。もう……」
【嫌なの? なら、出番を減らすけ──】(←カンペ)
???「さてっ!次回はと言うとっ!? えーっと……何々? 『幼馴染みに友人、家族に囲まれたいつもと変わらない日常を過ごす奏。高校に入ってもそれは続くと思っていた。でも、それはいとも容易く崩れ去ってしまう。桜並木に入ってしまったばかりに……彼の日常は、その日、その場所で大きく変わってしまう』」
???「次回、『君が僕で僕が君で!?』―第一話――始まりを告げる出来事」
???「『貴方と出会い、私の周りが不思議な出来事で満ちていく』……これでいいの??」
【ok】(←カンペ)
???「ふぅ……疲れたよ~! お兄ちゃ~んっ!!」
奏「~~……(訳:も、無理……ガク)」
???「あれ……? 墜ちた……」
最初のコメントを投稿しよう!