始まりを告げる出来事

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始まりを告げる出来事

     ─次回予告─ 奏「って、なに!? あのプロローグっ!? 何か大変な事態になってなかった!?」 ???「気のせい気のせい」 奏「つ──ムグっ!?」 ???「はーい。ネタバレになるからシーね?」 奏「~~~~~~っ!? (訳:むっ、胸がっ!? 呼吸がっ!?)」 ???「やん♪ 暴れちゃ駄目だよ~♪」 奏「~~~~~~~~~~~~っ!?(訳:死ぬっ!? マシュマロに埋もれて窒息するっ!?)」 ???「も~! そんなに暴れたら擽ったいよ~」 奏「~~~~~~っ(訳:たっ、助けて……)」 ???「う~ん……やっぱり可愛いなぁ~」 奏「~~~~……(訳:い、息が……)」 ???「ん……? 何々……」 【いつまでも抱いてないで、早く次回予告をしてっ!?】(←カンペ) ???「あー、はいはい……分かってるよ。もう……」 【嫌なの? なら、出番を減らすけ──】(←カンペ) ???「さてっ!次回はと言うとっ!? えーっと……何々? 『幼馴染みに友人、家族に囲まれたいつもと変わらない日常を過ごす奏。高校に入ってもそれは続くと思っていた。でも、それはいとも容易く崩れ去ってしまう。桜並木に入ってしまったばかりに……彼の日常は、その日、その場所で大きく変わってしまう』」 ???「次回、『君が僕で僕が君で!?』―第一話――始まりを告げる出来事」 ???「『貴方と出会い、私の周りが不思議な出来事で満ちていく』……これでいいの??」 【ok】(←カンペ) ???「ふぅ……疲れたよ~! お兄ちゃ~んっ!!」 奏「~~……(訳:も、無理……ガク)」 ???「あれ……? 墜ちた……」
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