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今日は二人におにぎりでも作ろうかな。
そう思い、いつもよりも１時間早く起きた。
陸は今日 朝練だから朝ご飯食べてないだろうし、拓海は 寝坊して食べ損ねてるだろう。
中身 何がいいかな
二人の姿を思い浮かべながら 不器用な手でおにぎりを握る。
『陸は梅干し好きだったから特別二つ入れてあげよう』
おにぎり作りに夢中になりすぎて 気付けばあと３分でお迎えの時間だ。
『わっ！もう迎え来ちゃう』
慌てて、出来上がったおにぎりを二つのお弁当箱に詰めた。
『うん！なかなかいいじゃん』
我ながら満足な出来に、また陸と拓海の笑顔が浮かんだ。
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