忘れた記憶

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それは危険な賭けだった… マリア刑事の出した提案は、 この町は大きく次に犯人がどこにでてくるのは分からない。 ゆえに「おとり」は1人ではなく5人… 5人をバラバラに配置し、おびき寄せる作戦だった。 警備隊や突撃隊の数は大変だが犯人を捕まえるためにとマリアは必死に訴えた。 マリア「…私も自らおとりに志願します。ですから警部、許可を…」 マリアの決意を認め警部はこの危険な賭けを実行することにした …そして今に至る。 イージスは知る由もなく不気味な笑みを浮かべながら町を歩く… イージスがピクッと反応した。 目の前に栗色のウェーブのかかった髪の女性… イージスは目を光らせてその女性に向かって歩き出す。 このあと待ち受ける悲劇を知らずに…
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