第一部 ~王の力~

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新世紀 510年。 ゴグフォ共和国。 「ですから! そなたの国の研究所は存在している価値も分からないのに! なぜ認めてくれんのだ!」 「だから あの研究所はS級の 超秘密事項であって おまえにバラすことはできない。 だが断言できるが あの研究所は 今のところは何も開発はしておらぬ。 そこを考慮すると…………」 「合体! 大炎神!」 「また現われたな大炎神め! こちらも目には目を ロボにはロボだ!」 「ドシーン!」 「その程度の力では 王の力は破れない! 見せろ大炎神! 王の力を!」 「フリード!」 「はい!」 「テレビを消しなさい!」 「え~」 「さぁさぁフリード様 お母さまは会議で忙しいので 出ておきましょう。 テレビの続きなら あらかじめ録画しておきました」 「よくやったネェス。」 二人は部屋から出る。 「では 続けようか。」 「くらえ! フレイムブラスト!」 「ぐわぁぁぁぁ!」 「よし!」 「やったぁ!」 「では何時ものやるか!」 「うん!」 「二人が地上に居るかぎり!」 「赤い太陽奪わせない!」 「さて次回の 太陽巨神炎神王は…………」 ブツン………… 「なぁネェス?」 「何か御用ですか?」 「俺のお母さんが 王女なら 俺のお父さんは 誰なんだろう…………」
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