2人が本棚に入れています
本棚に追加
/20ページ
幼なじみ
君がくれたこの缶コーヒー
本当は苦手だったんだけど
嬉しくてそんな事言えなくてさ
その温もり確かめるように
ずっと握りしめてたんだ
漏れる白い息も
冴えない公園の街灯も
今は最高にロマンティックで
このまま永久に
ただ二人きり
並んでるだけで幸せさ
昔二人ここでよく遊んだね
このブランコ押し合いながら
帰る時間も忘れちゃってさ
とっくに過ぎて二人怒られたんだ
だけどいつだって僕ら
笑い合ってた
数え切れない思い出も
全部全部 君の笑顔ばかり
最初から僕は
君が好きだった
最初のコメントを投稿しよう!