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今日は久し振りの休暇。
俺の足は自然とアイツと会った場所へ向かう。
キョロキョロ
「(この前アイツを見掛けたのも確かこの時間…)」
って 何やってんだ俺。
1度しか会った事ない女の為にわざわざこんな所まで…
しかも会える確証も無いのに。
「(会いてぇなー。)」
俺はアイツの眼鏡を握り締める。
やっべー、マジ会いたくなってきた…
そんな事を思ってたら見覚えのある女が歩いてくるのが見えた。
間違いねぇ、アイツだ!
「 見ぃつーけたっ♪」
ギュウゥ
『 ひゃあっ!?』
うぉ、久々の生声 かんわいー!!
「 よぉ、オヒメサマ☆」
『 ベルフェゴール!!』
俺の名前、覚えててくれたんだ…
ハンパなく嬉しーんだけど!
「 そう、お前の王子のベル様だ。ちゃんと覚えてたから褒美をやるよ♪」
ちゅ。
『 !!!///』
抱き締めたままの状態でホッペにチュー。
本トは口にしたかったんだけど我慢☆
俺ってばチョー紳士!だって、王子だし。
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