ぬくもり

1/2
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/9ページ

ぬくもり

陽の落ちた坂道を コンビニ袋を抱え 辿り着いた部屋には つけっぱなしの小さな灯り 繰り返す日々は 何か感じる事も忘れ ひたすら時を打つ針と鼓動が 同化してしまう こんな夜は 君の声が聞きたい 僕の名を呼ぶ優しさに包まれ 錆びた体を温めて
/9ページ

最初のコメントを投稿しよう!