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龍雉「いや、聞きたくないです!」
そう言って男の靴のつま先を蹴り、ドアを閉めた。
「………私はまた、君の前に来ます。…では」
男はそれだけ言うと立ち去って行った。龍雉は足音が遠のいて行くのを聞きながら一呼吸した。さっきまで粘ってたわりには、引き際が鮮やかだな。
龍雉「………」
しかし何で俺なんだ?
俺なんて、そこら辺にいる人かアニメなどで出て来るモブとかわらんのにな。
龍雉「ふむ……」
まあ、もう一回来たら話しぐらいなら聞いてあげるか………
龍雉「飯でも作るかな。」
それからと言うもの、あの男は毎日のように家に通って来た。
正直言おう……
かなりうざいと。
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