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気が付いたら朝になっていた、どうやって寝たかなんて分からない
部屋の扉を開けてリビングを覗くとリンは朝ごはんを作っていた。
「(‥気まずい)」
ドアの隙間から覗いているとリンは気付いたのか、私に近寄って来た。
「‥おはよう」
そう言うとリンは私の頭を優しく撫でた。
「お、はよう‥」
ビクッと自分の肩が揺れたのが分かる、私は思わず俯く。
「さっきケイトが制服を持って来てくれたよ」
はい、と紙袋を自分に渡してきた。
私は受け取り、ありがとうと言うと勢いよく部屋に戻った。
心臓が壊れそうなほど胸が痛い‥
紙袋に入った制服を取り出すとすばやく着替えた
そして、またリビングに戻るとリンは私を待っていてくれてた。
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