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「‥君だけじゃない、この学校の生徒会の皆は鶯鬼妃の血を受け継いでる」
「‥」
「ちなみに、僕も受け継いでいる‥」
「‥ぇ?」
私はリンを見上げて驚いた顔をする。
「ケイトもそうだよ、あいつは純血ヴァンパイアなんだ」
「そうだったの?」
「それに、君は勘違いしているみたいだけど‥君は親に嫌われてる訳じゃない‥‥」
私はハッと息を飲む、少なからずそう思って居たから‥。
「続きは寮に戻って来たら‥あと、クラスに着いたら僕に話し掛けてはダメだ‥」
「どうして?」
リンは悲しげな辛そうな顔でマリアを見た。
「ダメなんだよ、迷惑をかけるから‥」
それだけ言うとリンは私の手を引いて部屋を出る。
とりあえずリンが言うなら守らないと‥ね。
そう思いながら、クラスへと向かった。
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