第三夜 歓迎会

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《リンSide》 君は僕が女だと分かったら居なくなりそうで‥ 凄く怖いんだ。 「リン様っ」 「あぁ、どうしたの?」 皆は僕が女だと分かっていて近づいて来る。 有り難いような、そうでないような‥ 今はマリアが欲しい きっとこれから先も変わらずに彼女を好きだ。 「マリアとは、どのようなご関係で?」 君には関係ないじゃないか。 「‥ただの同室者だよ」 今は、ね。 「良かったわ」 皆が微笑む、 嗚呼‥ムカつく。 僕はマリアしか要らないから、君達の微笑みと声は欝陶しいよ‥ 目線を離せばロンと話をしているマリアが視界に入って来た。 マリアは馬鹿だ 君が僕のにならないなら、君を僕しか見えない檻に閉じ込めてあげる。 一生愛でてあげる‥ 可愛がって、 俺しか見えない様に 調教してあげる―‥。 だから早く抱きしめさせてよ マリア―‥。
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