2、屋敷の噂

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ふと周りを見ても疾は居ないしすごい暗くなっている・ (考えたくないけどもしかしたら疾はあの噂通りに…)と思ったけど (僕はあんなの信じない)そういいながら玄関を見ると少し扉が開いている (なんで?鍵が掛かってたのに開いている、もしかしたら疾)それを期待して中に入るといかにも洋風の内装、鎧、掃除してない埃と定番の蜘蛛の巣 (うわ~汚な、速く疾探して帰ろう!疾~居るんでしょー!) そう叫びながら探し始める、するといきなり後ろから(ガルルゥー!) (なっなにいまの??) 勇気を出して後ろを向くとそこには犬?狼?見たいな実態のない影が映っている(僕は非現実的な物は信じたくないけど今目の前に実際に存在する物には恐怖しかない) 恐怖でパニックになり二階にかけ上がると扉がたくさんある、一つ一つ調べてみると鍵が掛かっている(速くしないと影がくる)そう思い最後の扉にてをかけるとカチャ、(ラッキー開いた)中に入って影が去るのを待っていると、その部屋を見渡して見ると(ここって夢で見た鏡の部屋だ)そう頭に浮かんだ時にドアがガリガリと音をたて黒い爪が見えてきた (ヤバイ)直感で思い夢の通りに鏡を触ってみるけどなにも起きない (なんでやっぱり夢とは違うの)泣きながら鏡を叩くと後ろからバキャバキと、ドアが無惨に壊れた そこに現れたのは狼の影ではなく人形で爪が異常に長くて太い異形の物だった (もう終わりだ)と思った、その時両端の燭台に火が灯り鏡から手が出てきてそれに腕を捕まれ鏡の中に(なにこれ)その瞬間さっきまで僕がいた所に化物が爪を突き刺す、そして笑いながら(食べ損ねた…次会ったら…) 口がニコっとしていたのは頭から離れない!
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