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3、非現実世界
(お・!おい!日刈起きろ!)その声で飛び起きる時にドアッブだったのでまた軽く頭突き(痛って~今日二回目だよ絶対わざとだよ!)なぜかデジャビュ?(ごめん!だけど疾~僕のこと置いてったでしょ)と泣きながらしがみつく(日刈も見ただろあの化物、しかもよく逃げられたか!)
(えっあれ夢じゃないの)
(あんなリアルで怖いやつが夢なわけないじゃん)それを言われてあれが現実だと思い知った
(疾~怖かったよ~)あれが現実だと知って更に恐怖が増した(泣くのはやめにしてここがどこだかわかる?)
(そう考えるとここどこ)日刈は我に返った周りを見ると少し霧がある森の中
(とりあえずなんかあっちになんか小さい村見たいなのがあるからいってみよう)と疾が提案(霧があるから迷子になっちゃうよ)そう言うと疾が(こうすれば迷子にならないよ)と言い日刈の手を掴んで軽く先導する(少し恥ずかしいんだよね)顔を赤くしてボソッと言う
歩いて数分…
(なんか外国のさびれたゴーストタウンだね!)日刈は平気にこういう酷いと思うことを笑いながら言う(そっそうだね)苦笑いさっきまでの泣いてた日刈が可愛く思える…
そうこうしてると扉が開いている古い家がある
疾(入って見ようか?)日(じゃあお邪魔しま~す)って言ってみるけどなにもいない不気味なほどに…
まず最初に暖炉がある部屋に入るとそこには惨劇が広がっていた
(なんだこれ?!)
そこには白骨化した人が何かと戦って死んだ感じで剣が足元に落っこっている
(うわ~本物?)日刈は疑いながら口を押さえる
その時窓から屋敷で最初に見た狼見たいなやつが飛び込んできた(こいつは俺らが最初に追いかけられたやつ?)二人とも声を揃えて言う
その時に日刈が思ったことがある(屋敷で見たときは影だけだったのにこっちは影がなくて黒い実体があるそれなら!)
そう言うと疾は理解して、骨の足元の剣を手に取って飛びかかって来た黒い狼を横に真っ二つにした(凄~いさっすが~その筋肉は無駄じゃないね)
(日刈誉めてないよそれ!)
その会話が終わるって真っ二つにした黒い狼を見ると蒸発して居なくなってしまった
(やっぱりあれ普通じゃないね)
(その前にこの世界がおかしいと俺は思う)そう言うと二人はこの世界のことを聞きたいのでこの村に生き残りがいないか効率よく、危険だけど二手に別れた
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