第二の人生

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つよしが……学校を辞めた。 何の相談も無しに辞めた。 しかもつよしに聞いたのではなく、えみから聞いたのであった。 その日は途中で学校を帰り、つよしの家に行って見た。 誰もいない…。 人が住んでる気配もない…。 つよしは、昔から携帯を持っていなかったので、連絡もつかない。 とりあえず俺は家に帰った。 手紙が届いてるかもしれないと、ポストを探すも何もない…。 「ダチってこんなもんか…。」 俺はベッドの上で寝ながら色々昔の思い出をおもいだした…。 初めてあいつが、話しかけてくれた時の事。 いつも2人で馬鹿やってたこと。 色々思い出した。 なんでかな…。 自然と涙がでてくる。 なんでかな…。 楽しい時の事を思い出してるのに笑顔にならない。 そんな時だった…。 「ピンポーン」とインターホンが鳴った。 母親から「友達来たよー。」と言われた。 俺は絶対つよしだと思い、すぐに玄関に行った。 そこに現れたのは…。 つよしではなく、同じクラスのえいたと言う男だった。
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