―本編―

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ユリティ 「ああ、もう元の世界に戻したのか?」   スユア 「時計は動いたので、もう今はお帰りいただいて、夢だったと認識された方がいいんですよ」   ニュミ 「巻き込んでいるのはニュミ達だよね」   ユリティ 「これからも、利用するのだろう?」   ニュミ 「スユア……」   スユア 「近いうちに、彼とは会うでしょうね。彼が、神と関わりのある人間であることには変わりありませんから」   ニュミ 「でも、神様と、親しい間柄だなんて」   ユリティ 「これで、魔王も目覚めたぞ、スユア」   スユア 「時計が朽ち果て、腐る大地よりは、私はずっと、いいと思いますから。」   ニュミ 「あの災いの村を、どうして消せないんだろう……」   
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