第一章
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この雪の降る街で、ずっと独りぼっちだった私に一人の男性が声をかけた。 誰にも気付かれることのなかった私に。 キミの幸せは何処にあるの? 彼に聞かれて初めて考えた。 笑顔の恋人達が、私の魔法で幸せそうに歩いている。 でも、それは私の幸せじゃない。 私の幸せは何処にあるの?
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