「原価率」について

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例えば飲食店で、カレーライスの値段が一皿900円だったとします。 カレーライスを作るのに必要な材料は、「米」「肉」「野菜」「スパイス」などです。 店はお金を払ってそれらを必要な分だけ仕入れ、カレーライスを作ります。 仕入れた材料に対して30万円支払い、それを100皿のカレーライスにして売ったとします。 すると、一皿あたりの材料費は300円。これが「原価」です。 この店のカレーライスは一皿900円なので、原価率は300÷900で約33%。 つまり原価率とは、一つの商品を売ることによって「店が得たお金」のうち、その商品を手に入れるために「店が支払ったお金」の割合のことです。 しかし…
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