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すると大木はゴブリン達目掛けて倒れる。
ゴブリン達が上を見たときには目の前に大木があった。
「さぁ答えて貰おう、党首ってのは誰の事だ。」
ゴブリンのリーダーは首より下が大木に挟まれ身動きが出来ない状態になっていた。
「た、助けてくれ!!党首の事は教える!!」
ゴブリンは負けを悟ったのか必死になって喋りかける。
しかしエデンのゴブリンを見る目は変わらず只静かに質問する。
「答えろ。」
するとゴブリンは大きな声で叫ぶ
「タ、タウアーミーだ!!ここ一帯のゴブリンを牛耳ってる!!」
エデンは静かに喋る。
「するとそいつが街を襲うように命令したんだな?」
「そうだ!!なぁもう喋っただろ!?助けてくれよ!!」
するとエデンはこう返事をした。
「じゃあアンタは、人間が助けてくれと言って今まで助けた事があるのか。」
するとゴブリンは焦りながら喋る。
「もう二度としない!!だから!!」
エデンは刀を振りかざし最後に言葉を放つ。
「さて問題です。今の俺は、昔のアンタだ、どうすると思う?」
次の瞬間、刀の切先がゴブリンの頭を貫いた。
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