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「うおぉ!?」
そう言いながら俺は飛び跳ねた
「・・・夢か」
先程の大きな声がこの静かな森の隅々まで響くようにこだまする。
「っち、全く折角の昼寝なのに悪い夢見だぜ・・・」
先程の大声を思い出し少し恥かしくなり小声で呟く。
次に俺は自分の腕を見る。
「今は鎖をつないで何とかしてるが、このままじゃあ・・・」
そういいながら俺は腕を見続ける。
鬼神によって呪われてしまった赤黒く変色してしまった腕だ。
「これからどうするかな。」
そう考えた時に自分の顔が影に覆いかぶさる
「!?」
とっさに俺は目の前に現れた何かを腕で振り払う
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