普通の中学生

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にゃんこにいくら話しをしても、「にゃ~」としか返ってこないのはあたりまえで…。 私は益々 悲しくなってきた。 「ねぇ…… 私の話し…聞いてくれてるの?」 瞳に涙が溜まる。 このまま真っ直ぐ帰宅しても、家には誰もいない。 兄は私と自分の生活費を稼ぐために、働きに出かけているから。 淋しいよ……。
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