**時の神**

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  ナナ 「それでも、僕はなりたくて来たんだよ」   イユル 「だから!………怖くないか?」   ナナ 「怖い?」   イユル 「時間が流れて、大切な事を忘れていかないかって」   ナナ 「大切……。」   イユル 「例えばこうやって悩んだことすら忘れて、当たり前に神になってて、なりたかった意味や理由、自分の名前も全部忘れそうで……。」  
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