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[いつか][きっと]。
終わりは始まりだとゆうけれど、
いつだって終わりは悲しいもので。
きっときっと、
ホントウのことってそうゆうこと。
優しいキモチがいつも、
2人の間で笑っていたら、
今の僕は泣いてなかったかな?
揺れた想いが2人を引き離すの。
こんなに近くにいるのに、
あんなに遠い。
僕はここで手を振るけれど、
君に見えているの?
気付いてよ。
「もっといい人がきっと見つかるよ」
って誰かが言ったんだけど、
[もっといい人]よりも、
[君]がよかったのに。
今の僕には君が見えない。
鬱いだ瞳は涙を零すけれど、
想い出はまだココに。
繋ぐ手と手が離れたそのトキに、
僕達は忘れてしまったの。
いつかのコトバも、
君と笑っていたあの日も、
きっと涙と一緒に零れて、
どこかに落とした。
[いつか]も[きっと]も、
今の僕を慰めはしないけど、
それでも、願うのは。
今はもう君の姿は見えないけれど、
[いつかきっと]笑い合えたら、
そんな時がきたら、
僕のそれまでと、これから、
君のそれからと、これまでを話そう。
離れた手と手が、
もう繋がることはないから、
寂しがりな右手は、僕の頭のすぐ上で、
小さなアーチを描くことにしたんだ。
この手が疲れてしまったその時は、
零れた涙を拭って笑おう。
もう泣かなくてもいいように。
ひとりでも笑えるように。
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