独り

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なんだかとても軽くて 邪魔なモノなんて一つもなくてそれは ただただ楽だった やっと逃げ切れたんだ 「人間」から       部屋の隅には使いものにならない鏡が投げられている 私がそれを投げつけた それが私を映し出したから   「人間の私」を映し出したから   でもそんな事
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