新生活

2/7
前へ
/38ページ
次へ
朝、ジルは不快な音で目を覚ました。 ガビュッビリッチュピーッ!ピーッピーッ!!! 「ふぅ…うるせぇアラーム音だ」 《どう考えてもアラーム音ではない》 その時ジルは自分の尻の異変に気付く。 「あ…。俺の肛門からだ…」 少し悲しい目をした後、トイレへと歩を進めた。 「あー。昨日のミチコの食パンがあたったな…。ちくしょう、最近は残尿感もするし…」 ジルは汚れたパンツを取り替えながら愚痴をこぼした。 ――30分後 「ふぅ。出すもの出したし、気晴らしに散歩でも行くか。」 ジルは眠そうな目をしながらつぶやく。
/38ページ

最初のコメントを投稿しよう!

9人が本棚に入れています
本棚に追加